What’s MEDICINE?

Medicine(メディスン)とは一般に「薬」をさしますが、ネイティヴアメリカンをはじめ各地のシャーマン、そして植物など自然界の恩恵を糧にするひとびとにとっては、単なる薬以上の意味をもつと考えます。
それは物質的な性質にとどまらず、「バイブレーショナル・メディスン」という言葉があるように、非物質的な要素を取り入れ、たとえば痛みが起こった部分のみにではなく、“全体として” みること、はたらきかけること。

余談ですが、たとえばひとつの植物を薬としてつかうとします。
その際に、水溶、油溶、気化等、方法によって抽出される成分はさまざま。
しかもアルコールにいたっては、希釈度数で取り出せるものが変わってきます。

ひとつのものは、たくさんのもので構成され、そのときどきで、受け取るギフトも変わってくる。
つまり、一部だけをみていても、けしてそれをすべて知っていることにはならないんですよね。
これはあらゆるものに言えること。

ここでの「メディスン」は、できる/できない、いい/悪い、正しい/間違っている、のような “二元性” の視点からみるものではなく、
「こう在りたい、そのためにできることは何か」という視点、そのための処方箋。
つまり、そこに至る “道” “知恵”をもたらしてくれるものだと考えます。


自分が自分の生を生きるためのメディスンを、どうぞ見つけてみてください。
そのサポートとして、お役に立てれば幸いです。